2015.03.30 08:00大分合同新聞 私の紙面批評「分かりやすい報道を」分かりやすい報道を我が国の合計特殊出生率は1.43で少子高齢化は進んでいる(2015年3月8日付大分合同新聞朝刊に少子化特集あり)。だからこそ、私たち大人は、21世紀を担う人類共通の宝である子どもたちの健全な育成に頑張らなければならない。さて、今日、子の健全な成長発達を阻害する要因の一つとして面会交流の拒否がある。離婚等で夫婦が離れて暮らすようになった後も両方の親から愛されていると感じることが子の健全な成長には重要であるから、別居親(一緒に暮らしていない親)と子との面会交流は(虐待等の事情がない限り)実現されるべきであるが、これを嫌う監護親が多いのも事実である。面会交流を拒否された別居親は面会交流を求めて家庭裁判所に調停等を申立てるが、家庭裁判所の調停...
2015.03.19 08:00大分合同新聞 法律あれこれ「離婚後、子どもと会わせてくれない」離婚後、子どもと会わせてくれないQ. 半年前に妻と協議離婚しました。ところが、3歳の子どもの親権者である妻は、子どもと一度も会わせてくれません。どうしたら会えるのでしょうか。A. 離婚した後も父子関係は続きますから、子どもと一緒に暮らしていない父親(別居親)が子どもと交流する権利(面会交流権)はあります。面会交流を嫌う母親(監護親)が多いのも事実ですが、子どもが両親から愛されていると感じることは、子どもの健全な成長に必要です。2011年の民法改正で離婚時に夫と妻が定めるべき子どもの監護についての必要事項の例示として、父親または母親と子どもの面会交流が明記されました(766条1項)。もし協議ができないときは、面会交流の調停(審判)を家庭裁判所に申し立てて...