2018.05.28 08:00大分合同新聞 法律あれこれ「『証拠不十分』借金、返済されず」「証拠不十分」借金、返済されずQ 友人に200万円を貸しました。信用して書類は何ももらっていません。友人が返済しないので裁判を起こしたところ、「借りていない」と主張し、裁判官からは証拠不十分と言われました。真実が通らないことがあるのですか。A 判決を下す裁判官は、あなたと友人のどちらが真実を言っているのか分かりません。そこで、友人に貸したのが真実であると裁判官が確信を抱くように努力しなければなりません。この努力を「証明」といいます。努力の柱が「証拠」の提出です。日本では、証拠は当事者(原告や被告)が提出することになっています。裁判所から進んで探したりしません。これを「弁論主義」といいます。 今回のような「貸金返還請求訴訟」では普通、原告側から金銭借用証...