2019.03.25 08:00大分合同新聞 私の紙面批評「虐待防止の取り組み伝えて」虐待防止の取り組み伝えて千葉県野田市の小学4年女児が親から虐待を受けて死亡した事件は、社会に大きな衝撃を与えている。本紙は事件発生までの経緯、その後の状況を丁寧で分かりやすく報道している。 この事件では、市教委や児童相談所などの不手際が相次いで発覚。その都度、専門家による問題点の指摘が報じられている。事件の報道だけでなく、隠れた問題点を浮き彫りにすることも報道機関の重要な役割だが、本紙はそれにとどまらず、虐待防止の記事を積極的に掲載している。 2月19日の朝刊では、県警が2018年に対応した児童虐待の件数(速報値)は414件(前年比24件増)で、現在の統計を始めた12年以降、過去最悪を3年連続で更新したことを棒グラフを添えて紹介した。件数が増えた背景に...